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 九文研を訪れた研究者たち    
 九文研は、研究者たちが集うサロン的な役割も果たしています。
大学人だけではなく各自治体の担当者も来所され、ここでは多くの学際的な情報がもたらされています。

赤井純治(新潟大学名誉教授・自然科学系フェロー)
浅川牧夫(熊本大学名誉教授)
猪飼隆明(大阪大学名誉教授)
ノーベル物理学賞受賞者
益川博士による訪問と意見交換。
今村直樹(静岡大学准教授)
加藤久雄(長崎ウエスレヤン大学准教授)
川那部浩哉(京都大学名誉教授)
木島孝之(九州大学助教)
北垣聰一郎(元金沢城郭研究所所長)
工藤敬一(熊本大学名誉教授)
椎名 浩(福岡大学講師)
下村 智(別府大学学長補佐)
白木原和美(熊本大学名誉教授)
杉村彰一(大王のひつぎ実験航海事業事務局長)
富田紘一(肥後考古学会会長)
筑波大学教授日高健一郎氏による
「イコノスタシス」の講義
西健一郎(元九州大学埋蔵文化財調査室)
服部英雄(九州大学大学院教授)
朴 廣春(東亜大学校教授)
日高健一郎(筑波大学教授)
本田憲之助(一般財団法人化学及血清療法研究所評議委員・
東京大学同窓会熊本淡青会代表幹事)
益川敏英(京都大学名誉教授・ノーベル物理学賞受賞者)
松本寿三郎(元熊本大学教授)
三澤 純(熊本大学准教授)
山本博文(東京大学史料編纂所教授)
吉村豊雄(熊本大学名誉教授)
五十音順、敬称略



 九文研を支える人々    



特別相談役 島津義昭

 熊本県阿蘇市内牧出身。

 國學院大學文学部卒業、専門は考古学(縄文文化論)。
福岡市の文化財担当職員として入庁。
 福岡市歴史資料館(現福岡市立博物館)の創設に参加。
その後、熊本県教育庁文化課創設時に割愛され熊本県に入庁。
文化課長、熊本県立美術館副館長を歴任し退職。
現在は崇城大学の講師も務める。元九州考古学会会長。熊本キリシタン史研究会会長。

 島津相談役よりのコメント
 文化財の価値をあらゆる方面から再認識して、文化財の重要性や文化財の保護思想を広くみなさま方に知っていただきたいと願っています。


顧問 冨田克敏

 熊本県山鹿市出身。

 京都大学理学部に進学し、同大学院理学研究科博士課程修了。
理学博士。専門は鉱物学。大学院修了後、京都大学講師、同助教授、
近畿大学教授を歴任。
 京大時代は、専門の鉱物学以外にも湯川秀樹より薫陶を受け、
その兄弟である貝塚茂樹(東洋史・京大名誉教授・文化勲章受章)・小川環樹(中国文学・京大名誉教授)らと親交を深める。
湯川秀樹・朝永振一郎を教えアインシュタインの弟子でもあった荒木俊馬(京都大学名誉教授・京都産業大学創設者)は同郷であることから懇意であり、 京都産大の創設時には教授陣の一員として勧誘を受けている。
 また自身の鉱物理論はドイツの教科書にも採用されている。
考古学関係では、野尻湖の発掘調査に参加、橿原考古学研究所で朱の同定の共同研究、香芝市二上山博物館のサヌカイトの分析、草津市木瓜原遺跡の古代製鉄炉の分析など多くの実績を持つ。
 なお、理学部の学窓には、蛍光X線分析の権威である三辻利一(奈良教育大学名誉教授)らがいる。京大の教官時には、当時大学院生だった都出比呂志(大阪大学名誉教授)に化学分析の手法を指導している。

 なお、ノーベル物理学賞受賞者益川敏英博士は京大時代の同僚で知己の仲である。
現在は、帰郷し山鹿市立博物館名誉館長、ふるさと山鹿大使なども務め、ライフワークであった理科的な視点を持つ子供たちを育てる「きくち川自然塾」を主宰している。


顧問 佐藤伸二

 熊本県熊本市富合町出身。

 熊本大学法文学部卒業。専門は歴史考古学・地名学など。
卒業後、熊大助手となり考古学研究室の創設に尽力する。
その後、開校した国立八代工業高等専門学校(国立八代高専、現国立熊本高専)の教授となる。
 専門は弥生から近世近代、土器から陶磁器まで幅広く、地名から歴史を再現することを課題としている。

熊本地名研究会会長。
やきもの研究会会長。